安眠方法と不眠症対策TOP > 睡眠と眠りの雑学 > 不眠症の症状とは?〜睡眠障害と治療法

不眠症の症状や睡眠障害

 
不眠症の症状には、さまざまなものがあります。

不眠症というと、夜寝付けない(入眠障害)というイメージがありますが、そのほかに途中で目覚める中途覚醒、寝た気がしない熟眠障害、早く目覚めてしまって眠れない早朝覚醒もあります。厳密な定義は難しいのですが、睡眠障害のひとつとして、不眠症を位置づけることもあります。不眠症とは、特定の病気や原因がはっきりしない原発性のものを指すのです。

それでも不眠症の症状というと、一般には寝付くまでに時間がかかる、一晩中眠れないというイメージがあります。眠れない原因には、ストレス性睡眠障害、概日リズム睡眠障害、精神生理性不眠のほか、病気がかかわっていることもあります。過眠症に属する呼吸関連睡眠障害、脚がむずがゆくて眠れないむずむず脚症候群、十分寝ているのに睡眠発作が起きる過眠症、ナルコレプシーなどがあります。うつ病や統合失調症(精神分裂病)のこともあります。

当サイトでは、さまざまな安眠の方法をご紹介していますが、基本的に以上のような病気がない場合(黄色の帯の部分)の対策法といえます。上記の病気がある場合は、睡眠専門のクリニックなど、専門の医療機関の診察を受けるべきでしょう。

ストレス性睡眠障害、体内リズムが乱れる概日リズム睡眠障害、気にしすぎの精神生理性不眠は、当サイトの方法でも対処できます。ただ、あまりに不眠症の症状が長引くようであれば(1ヶ月以上)、専門の医師に相談することをおすすめします。

 


不眠症の症状は、その持続期間によって分類できます。
1日だけ眠れないということは誰にでも経験があるものですが、これは一過性不眠の症状。これは不眠症とはいいません。そのほか1週間以上続く不眠があります。これは原因となる事柄が解決すれば、スンナリ眠れるようになるレベルのものです。

問題は1ヶ月以上も続く不眠症の症状です。この場合は、ストレスがずっと続いて解決されないか、背後に何か病気が潜んでいる可能性があります。脳出血や脳梗塞、認知症などでも不眠症になるため、要注意です。また心不全など心臓に問題があるときも、不眠の症状が現れるといわれています。不眠症の症状が1ヶ月以上続く場合は、睡眠専門のクリニックや心療内科、精神科の診察を受けましょう。

 


さて日本人に多い不眠症の症状、睡眠障害は、概日リズム睡眠障害、精神生理性不眠、睡眠時無呼吸症候群、薬物依存性睡眠障害といわれています。ストレスが原因のストレス性睡眠障害もあります。

概日リズム睡眠障害は、夜更かしなどで体内リズムが社会的リズムとずれてしまう状態で、時差ぼけのようなものです。これは若い人に多いといわれています。また現代人の生活自体が夜型化しており、また夜勤勤務の人もいるため、意外にこの不眠症の人は多いと思われます。これは早起きと朝日を浴びることによって、劇的に解決することができます。

精神生理性不眠という不眠症の症状は、眠りというものを過度に意識してしまい、寝ようと焦るために、ますます眠れなくなってしまう睡眠障害。若い女性で、完ぺき主義の人に多いといわれています。この不眠症の治療は、カウンセリングと認知行動療法が主体となります。要は本人の思い込みが原因であり、気分をリラックスさせたり、日中にウォーキングなどの運動をして、覚醒度を高めることで改善されていきます。

睡眠時無呼吸症候群は中年の太った男性に多く、睡眠中に呼吸が止まったり浅くなる状態(これを低呼吸という)がおきる不眠症の症状です。この低呼吸が一度に10秒以上続く状態を無呼吸と定義しています。それが1時間のうちに5回以上、多い人で30回以上おきるのです。このため脳に酸素が行き渡らなくなり、日中に耐え難い眠気を感じるようになります。

睡眠時無呼吸症候群になると、脳や心臓への酸素供給量が激減し、心筋梗塞、脳卒中の危険性が増し、寿命を縮めるといわれています。中等度以上の睡眠時無呼吸症候群を放置していると、8年後の生存率は63パーセントであったという報告もあります。寝ている間に突然死を起こすこともある、危険な症状なのです。

睡眠時無呼吸症候群による不眠症の症状は、喉頭や咽頭がせばまることなどが原因で、鼻から空気を送り込むCPAP(シーパップ)療法という対症療法があります。1時間に20回以上の無呼吸状態がある人は、この治療を健康保険で受けることができます。これによって劇的に不眠と酸素不足は解消しますが、あくまで対症療法なので、ダイエットをしたり、アルコールを控えるなどの本人の努力が不可欠です。
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