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早起きの効果を考える

 
早起きの効果として、健康増進、ダイエット、出勤前に時間ができる、朝の空気を吸って気分爽快になるなどがあります。

一般的にも「早起きは三文の得(徳)」ということわざがあるように、昔から早寝早起きをすることには、さまざまな効果があることは知られています。

早起きの効果として、まず朝早く起きようとしたら、夜早寝をしなければなりません。というより夜の一定時間になると、自然と眠くなってきます。これが好循環となれば、健康によい効果を及ぼします。つまり早起きの効果といっても、早寝するということが大前提ということです。”遅寝早起き”では、健康を害してしまいます。

現代人の睡眠の特徴としていえることは、この”遅寝早起き”ではないでしょうか?これでは睡眠時間が4、5時間になってしまい、心身ともに不調になり、健康を害する危険があります。生活習慣として考えたとき、遅寝ならば、遅起きのほうがいいのです。

地球の自転リズムを考えると、太陽のリズムに合わせる早寝早起きが理にかなっているといえます。朝型生活ができるなら、この睡眠覚醒リズムこそがもっとも健康的な生活といえるでしょう。

しかし、どうしても夜型にずれ込んでしまう人は、無理に早起きして朝型にする必要はありません。たとえば出勤する必要のないフリーの仕事の人です。大事なことは、夜型なら夜型でいいので、毎日同じ時間に寝て、同じ時間に起きるリズムを持つことです。前述したように、夜更かしする習慣の人が、早起きが効果的だからといって、夜更かしを改めないまま早起きなどしたら健康を害してしまいます。

 


一説によると、早起きすると、血液中のコルチゾールが一日中増加するといわれています。コルチゾールは副腎皮質から分泌されるストレスホルモン。このホルモンが分泌されると、炎症や痛みを和らげ、血圧や血糖値が上昇します。それによってストレスにうまく対処できるのですが、一日中このレベルが高いと、交感神経が優位になってしまい、体調を崩すことに。早起きの効果どころか、頭痛、腹痛、風邪のような症状が現れたら、それは早起きが原因かもしれません。

いっぽうフリーの人で、朝好きな時間に起床する習慣がある人は、血中のコルチゾールのレベルも低く、とてもリラックスした日常が送れるともいえます。ただ人間の体内時計(サーカディアンリズム)はもともと24時間よりやや長いため、どんどん就寝時間が後退していく危険性はあります。体内時計をリセットするのは朝10時までの太陽の光ですが、遅起きの人は朝日を浴びていないからです。

結局、早起きに効果があるといっても、それが必ずしも正しいとは言い切れないということです。最終的には、自分の生活環境、好みで決めればいいと思います。毎朝、早起きして出勤する必要がある人は、できるだけ早寝を心がければ、健康が増進することでしょう。

体内リズムは朝10時までの朝日によってリセットできるので、遅起きの限度は、朝10時までといってもいいかもしれません。そして早起き、遅起きの両方にいえることですが、どちらでもいいので、この時間と決めたら、毎日同じ時間に起きることです。これが体の睡眠覚醒リズムだけではなく、筋肉や肺、肝臓、胃などに備わっているサーカディアンリズムをも整えることになります。

同じ時間に寝て同じ時間に起きるようにすれば、睡眠の質がよくなり、短時間睡眠も可能になっていきます。

 


なおダイエットという観点から早起きの効果を考えると、早起きしたほうが痩せやすくなるといえます。なぜならストレスホルモンであるコルチゾールは、朝8時半ごろまで分泌されます。コルチゾールによって体内の脂肪やたんぱく質が分解され、ものを食べない睡眠中にエネルギーを消費できるのです。ところが8時半を過ぎると、せっかく分解されて血液中に流れているブドウ糖が、もとあった場所に戻っていってしまいます。せっかく使用できる状態のエネルギーになっているのですから、起きて活用したほうがいいですよね?

そのほか前述した自律神経の関係でいえば、早起きするとコルチゾールの血中レベルが一日中高まります。これは健康にとってはいいとはいえませんが、ダイエットの観点からみると、エネルギーが消費されやすくなります。また交感神経が優位になるので、消化活動が抑制され、エネルギーが蓄積しづらくなります。反対に、遅くまで寝ている人は、コルチゾールも利用できない上に、一日中ゆったりとして副交感神経が優位になるので、消化活動が活発になり、摂取したエネルギーがどんどん吸収されていき、脂肪となりやすいといえます。

ただ交感神経が活発になると、副交感神経反射によって甘いものがほしくなったり、食欲が旺盛になったりすることがあります。その際たるものが、夜中に空腹で目が覚め、間食を摂る夜食症ですね。本人は気づいていませんが、ストレスから回避して気分を楽にするために、ものを食べているのです。こういう流れになると、ストレスによってかえって太ってしまう危険性があります。ストレスもほどほどがいい、ということですね。
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